この補講では気体の状態変化のひとつである「断熱変化」にスポットを当てます。
断熱変化は本編でも一度扱っていますが,もう少し深入りしてみましょう。
目次
断熱変化について成り立つ法則
本編では影の薄い断熱変化でしたが,実は次のような法則が成り立つことが知られています。
「◯◯=一定」という形をしているので,ボイル・シャルルの法則と同じような感覚で使うことが可能。
さらに理想気体の状態方程式を使うと,温度と体積の関係式も得られます!
こんな大事そうな法則がなんで補講になってるんだ? 断熱変化の記事短すぎだからそっちに書けや
と思ってる人もいると思いますが,ポアソンの法則を補講に回した理由は2つ。
1つ目の理由は,
・単純に使う機会が少ないから
ということ。 そして,
・もし使う場面があっても,ポアソンの法則は問題文で与えられていることが多いから
というのが,2つ目の理由。
問題文で与えられる=必ずしも覚えておく必要はない,ということで,このサイトの「初学者・苦手な人向け」という性質上,今回の補講に回しました。
とはいえ法則は法則。 問題演習を通じて使い方はしっかり身につけておきましょう!